カワサキのモノづくり -フトン-

CRAFTSMANSHIP

カワサキのモノづくり – フトン –

カワサキのモノづくり – フトン –


カワサキでは主に、ガラス・シリコン・シリカ繊維を用いて船舶や発電所向けの断熱フトンを製作しております。取り扱っているクロスや糸の種類を豊富にご用意しているため、低温から高温まで対応可能です。その為、近年では大手メーカー様の商品を手掛ける頻度も高くなってきております。着実に進化していく会社であり続ける事をモットーに、発電所はもちろんの事、より高度な技術や品質管理を求められる半導体向けの製品にも参入していきたいと考えております。

カワサキの縫製するフトン

1大手材料メーカー様での直接研修とスタッフ間教育

カワサキでは、大手断熱材メーカー様より直接研修で指導を受け、高い縫製技術の習得に努めています。一般的には大きなものになるとズレが発生しやすくなり、 小さなものになると作りにくく扱いづらいという問題が発生しますが、社員間で材料の特性などを学習・共有し、全員が理解した上で繰り返しトレーニングを行うことで高品質を維持しております。

大手材料メーカー様での直接研修とスタッフ間教育

2多岐に渡る材料

ゴム系からガラス繊維まで多岐に渡る材料を扱っております。 それらの材料を常に一定数保有しておくことで、 お客様からの急ぎのご要望にもできるだけ早く対応できるようにしています。また、クロスの中に断熱材を積層し、それを包み込んだ後にインコネルの金網やデミスターなどの特殊な材料で更に包み込むなど、様々な材料を様々な組み合わせで積層できる事も当社自慢の技術です。

多岐にわたる材料

3精密な立体縫製技術

製作が難しい立体縫製を得意としております。 立体にすることにより、点検や保守の際にフトンのみの交換で済む事があります。現場での取り付け時間の短縮になるため、メンテナンスが容易です。低温環境下でのニーズはもちろん、昨今のCO2削減の動きを受けて保温用のフトン製造依頼も増えております。

精密な立体縫製技術

4様々な温度領域への対応

通常断熱フトンに使用する糸はガラスやフッ素の糸を使いますが、当社では高温環境下にも強いステンレスの糸や、シリカヤーンを使った加工も可能です。 また、超高温環境下用になると手縫い加工でしか制作できないため、アルミナのような特殊素材の糸を使う事で対応しております。

様々な温度領域への対応

断熱フトン仕様(温度・材料)


弊社で取り扱っている材料の主な耐熱仕様です

耐熱仕様

縫製技術の高さとお客様が享受するメリット


お客様のご要望に寄り添い、製品の耐熱性や強度を考えてクロスや糸を選定致します。
現場での断熱フトンの取り付け作業を簡素化するために、断熱フトンの形状を立体的に製作するなど立体縫製にも力を入れております。 表面上の断熱フトンに比べますと、製作するにあたり時間もコストも要しますが、経年劣化による定期的な張替え作業の際には張り替える規模を最小限に抑えることができるなどメリットも多くございます。
通常はガラス糸を使用して縫製していますが、より耐熱性の高い糸での縫製依頼も多く、特にステンレス糸での縫製は長年の経験と実績を誇っております。

現場写真

さらに、高温領域の製品となりますと、アルミナの糸を使用しておりますが、大変特殊な糸ですので、全工程を手縫いで縫製しております。
材料・縫製工程はご要望に合わせ細かく対応可能です。
弊社は小規模な会社ではございますが、定期的に大手メーカー様の研修を受け、品質・技術の向上を図っております。
保冷・保温・断熱・遮音製品の原点でもございますが、弊社がお届けする商品が「人・製品・環境を守る」ものであるよう、全てのお客様に安心と安全をご提供したいと思っております。

現場写真

製作事例


制作事例